なんとか賛同を得ることができた【実家の片づけ】ですが、思った以上にのんびりペースで前進中。
今回は、私が実家の片づけを進める中で気を付けていることや、実際に感じていることを率直に綴っていきたいと思います。
実家の片づけ備忘録②
片づけを始める前に、大事にしたいこと
まず、親に【無理をさせない】こと。
実家の片づけは、体力的にも精神的にも負担が大きい作業。たくさんの物に囲まれた実家にあるのは単なる「物」ではなく、家族の歴史や思い出です。だからこそ、なかなか踏み出せないし、なかなか手放せない。
「今日はこの棚だけ」とか「写真を選ぶだけの日」、でもいい。早く片づけたい気持ちばかり焦って無理強いをしてしまっては親との関係が悪化してしまいます。小さな目標と無理をさせないということを絶対に忘れずに。
どこから手を付けたらいい?
いきなり服やアルバムなどの「思い出」がからむものからスタートさせるのはおススメしません。私が最初に手をつけたのは、「感情が動かない場所」から。たとえば…
- 洗面所の古いタオルやもらってきたアメニティ
- 台所の期限切れの調味料
- 書けなくなったペンや使いかけのメモ帳 などなど
捨てやすいものから始めることで、少しずつ判断力もついてきて、次に進む勇気が出てきます。
無理しない。1日1品だけでもOK
実家の片づけは、気力も体力も必要です。
だからこそ、「今日はここだけ」と決めて、無理しない範囲でやることが大切。
たとえば、今日は「引き出しひとつ」だけだったり、書けなくなった「1本のペン」を捨てるだけでもいい。全く気分が乗らないのならしばらくの間、片づけを中断したっていいのです。避けたいのは「もうやらない」と拒絶されることで、それさえなければのんびりでも、少しの間お休みしてても、またいつか再開できます!
写真や思い出の品は、最後に
アルバムや子どもの頃の作品、家族旅行のお土産などは、片づけの終盤に。思い出を振り返りながらだと確実に手が止まり、なかなか進みません。
私にとって不要でも、親が思い出の品を手放すにはかなりの時間が必要です。1度目は全く手放せなかったのに、しばらくしから再度見直すと気持ちが変わっていることも。【思い出の品】にはじっくり向き合って時間をたっぷりかける心構えで。
無理にひとりで片づけをさせない
ひとりで片づけをしていると、ちょっと孤独を感じてしまったり、思考がモヤモヤしてうまく選別ができなかったり、なのでひとりでできないのなら無理はさせません。
そして私が一緒に片づけをするのなら、選別が捗ったら褒めてあげて、思い出に繋がる物を見つけたのなら「こんな物が出てきたよ」って話しながら楽しく片づけをします。
そんなことをしていると自信がついてきて自主的に片づけをしてくれることも。もし気分が乗って片づけをしてくれたとしても、必ずまた滞ります。あくまでのんびりペースの片づけであって、思いのほか進んだ時はラッキー程度に思っておくのがお互いにストレスなく続けられるコツだと思います。
さいごに
たかが片づけ、されど片づけ。
物の選別をすると言うことは「過去の事、これからの事」を考えるということ。少しづつだけど片付いていく様子を見ると気持ちがスッキリします。
まだまだ私が思う『暮らしやすい』レベルには程遠いけど、のんびり実家の片づけに付き合っていこうと思います。
ちなみに…
捨てることに若干快感を覚え、今さらながら断捨離好きな人たちの気持ちがわかってきたような?実家に保管しておく荷物は少なくしたけど、まだまだモノがあふれている私の生活。実家を片づけながら、自分のこれからの暮らし方についても少し考えつつあります。
とりあえず、あせらず、ひとつずつ。
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